バイオトイレ
バイオトイレは、環境、介護、リサイクル、災害対策という4つの分野にわたり有効に働きます。 どれもこれからの暮らしに、とても重要なも のです。
現在、平気でトイレの水洗に水道の水を使っていますが、地下水は無尽蔵ではありません。 バイオトイレは下水処理が必要ないので、今下水処理にかけている莫大なコストのトイレ分が不必要になります。
水資源保護、介護の軽減、環境汚染防止、下水道設備のインフラコスト節減と良いことずくめのバイオトイレ。20世紀は水洗トイレが文明のバロメーターでしたが、21世紀はバイオトイレの時代です。
バイオトイレの利点
・水を必要としないので水道料金が不要
・水洗トイレのための下水道工事がいらない
・糞尿が分解され堆肥になる
・トイレ室内が無臭で快適
・生ゴミの処理も可能
バイオトイレは便器の下が昔のくみ取り式の便槽になっていますが臭いません。 使用後にスイッチを押して便槽のおがくずの中のスクリューを回転させておしま いです。 排泄物は中のバクテリアがおがくずを菌床にして糞尿を発酵させ、水と 二酸化炭素に分解します。 バクテリアの働きを活発にするため、おがくずを下か らヒーターで暖め、更にスクリューでかき混ぜることで 酸素を供給します。糞尿 は約4〜8時間で分解処理されます。
おがくずの交換は便槽の容量や家族数で異なりますが年に1〜2回の交換で済み ます。 新しいおがくずはなかなか土に戻りませんが、このおがくずは理想的な有 機肥料になりますし、庭にまくだけで土に戻ります。おがくずの保温等にかかる 電気代も一般家庭用のもので厳寒期の1カ月間で約1,600円というデータが出て います。
用途
災害時の現場にも威力を発揮します。大変不幸な災害でしたが、阪神・淡路大震 災の時にこのトイレがあれば どんなに助かったのにと思います。自宅では流す水 がない、仮設トイレはすぐにいっぱいになる。災害時に必要なのは情報と水、食 料とトイレなのです。
今ひとつ、決してゆるがせにできない問題として家畜の糞尿があります。家畜の 糞尿処理が不十分で河川や 地下汚染の原因となっています。河川の伏流水から取 っても汚染されているから塩素をごっそり入れなくては なりません。ですから、 家畜用のバイオトイレ、糞尿処理機にも応用できます。
バイオトイレの特徴
・水を使わない
・臭わない
・汲み取り不要
・糞尿が資源化される
・50度以上にあがる発酵温度により雑菌は死滅する
・比較的安価
・生ゴミも同時に処理できる
・災害時に強い
これは、オガ屑を「人工土壌」として使用する事により、 好気性の 条件下で好気性菌によって糞尿を無臭の内に酸化分解し、炭酸ガスと水とに分解 することができるためでです。
・高い空隙率好気的条件の保持
・高い保水性 バクテリアの生存に不可欠な水分の補給
・高い排水性 水分蒸発の促進
・高い耐久性 バクテリアへの高抵抗性・高耐摩耗性
・大量供給可能 本国中に木材資源がありどこからでも供給可能
・小さい見かけ比重 撹拌時の省エネルギー
・生分解性を有する担子菌による木材腐巧、分解などのオガ屑の特色に依存している
・太陽からの恵み クリーンエネルギー! 太陽光発電、 太陽熱温水器
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