消費で社会を変える
今、大学卒の初任給は20万円余り、実際の手取りが16〜7万円の若者が、7〜8万円の家賃をどのように考えるか?デフレが深刻化して行く中、住宅手当もなくなり、家賃の月々の支払いが大きな負担になっています。まるで家賃、家主のために働いているように思えます。グレーゾーンを多く含んだ旧来の賃貸慣行に経済的に自力で応じられる若者はそうはいません。
若者の消費行動をみると超がつくほど生活防衛的です。奨学金を返済しながら生活を切り詰め、貯蓄をして未来に備えています。それは閉塞した社会がそうさせています。維持経費が10万円もする車は、論外、ローンを組んで他人のお金で生活することに罪悪感を持っています。当座を開き執行猶予で生活することに、“NO”を突きつけています。
若者の消費行動が日本の産業構造を大きく変えます。
国が社会保障、会社が生活保障を個人に転嫁し始めていることを若者は感じ取っています。この自己防衛本能が日本の経済構造を大きく変えます。業種の如何に関わらず、業界の談合では共倒れを待つだけです。市場を眼で見る勇気と市場にマッチした受け入れ体制を再構築したものだけがその業界の継承者になれます。
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