メディアコンサルタント

 わたしは、30年間メディアの変遷を広告マンとして見続けて来ました。活版、タイプ〜写植〜電算そしてDTP、映像ではパソコンでアニメーション(3D)を制作し、それらを素材にデジタルビデオ編集(DTV)、そして広告と販売の融合、インターネット。実際にデジタルスタジオを持ち営業と制作に携わって来ました。このメディア開発に事業として挫折した経験があります。皆様に同じ失敗をしてもらいたくなく、この経験を実務的なメディアコストパフォーマンスのコンサルティングに活かせるものと確信し、メディアコンサルタントを名乗ることとしました。

広告と販売の融合
 デジタル技術が写真、カラーコピー、印刷の区別を無くしました。銀座の街を歩いているといたるところで、デジタルデーターを出入力サービスするお店が目につきます。それがプロラボであったり、DTPの出力センターであったり、カラーコピーセンターであったりはするものの、サービス内容の方向性はピタリ一致しています。プリクラ現象、インターネットなどが象徴的ですが、デジタル技術が業界の垣根を取り壊し、巨大なパーソナルメディア産業を産み出そうとしています。(1998)

 特に、お客様の情報(コンテンツ)を扱っている広告会社、印刷会社、制作会社がデジタルデータのマルチ運用を積極的に推進するメディアファクトリーとなり得る立場にあります。情報をお金にする新産業として注目される分野です。企業でも個人でも独自ドメインを持ち、専用サーバーを運用するネット時代が必ず来る。

 デジタルデーターがひとつの広告目的のもとに印刷やインターネットなどにメディアミックスされ相乗的な広告効果を上げています。インターネットは、伝達コストを格段に下げ、24時間体制で情報をお客様とオンラインで結び、営業活動/顧客サービスを自動的に行っています。広告と販売の自動化に役立っています。

 インターネットの実態は、水面下でことが始まり、進行しているために、実際に外から目で確認できる機会が限られています。これがデジタル(裏)とアナログ(表)の大きな違いです。このために企業導入のきっかけを掴めないでいる経営者が多いかと思います。断片的な情報に惑わされることなく、全体をきちんと把握し、コストパーフォーマンスの見識が必要です。

 物やお金がピタッと止まってしまている今こそ、じっくりと事業の展望を見据え、事業領域を確立し、その内容を市場に情報公開する。これが情報をお金に変える仕組みづくりの第一歩です。誰もが車をあたりまえに運転できるように、この情報技術の取得も、必要に迫られれば知らないうちに身につきます。一度この便利さを経験するともう手放すことができません。何故もっと早く使わなかったかと思ってみたりするものです。

 企業コストのなかで24時間360日フル稼働しているものをお考えください。家賃、営業車、事務機器、人件費、コストパーフォーマンスを考えると設備産業、ハードには戻れないことが良く分かります。

デジタル経営
 全国に30箇所以上地域プロバイダーを立ち上げて来ましたが、最近、状況が大きく変わってきています。4〜5年前は、プロバイダー事業が、単独で新規事業として起業されました。しかし、今は、同じプロバイダーシステムを他人のための接続サービスから、自分たちのためのネットワークづくりに活用し始めています。事業をネットワークで結びプロモーションする仕組みづくりをしています。このWebプロモーションは事業推進に欠かすことのできない経営手法となっています。

 労働時間の短縮(週あたり40時間)を求められている経営者は、マンパワーの補完手段としてこの情報技術を積極的に利用し生産性の向上を図らざるを得ない状況にあります。限られた時間の中で経営をしなければならない経営者は、情報化投資で経営の効率を図る道しか残されていません。広告費でのホームページの運用が、実際にお金を生み出す資産づくりになっている事実を実感していただけます。(電子店鋪)

 マイメディア&ネットワークとして、「インターネット安曇野」を運営しています(1995、9月開設)。毎日、利用者3、000人以上、滞在時間は一人当たり平均30分以上にもなっています。瞬間的には6、000人を超える日もあります。365日24時間休むことなく、私の営業マンとして営業代行をしています。これこそが経営者待望の広告と販売の自動化と言えるものです。このデジタル経営を提案することが私の仕事です。

 「 売れる電子店舗の作り方」(日経VIDEO)に、glocal商品の販売事例として紹介されています。 取材レポートもどうぞ。(1996.3.18)

コアコンピタンス 事業領域の確立
 インターネットの検索エンジンとして人気の高い「Google」が、検索対象としているホームページは世界で約16億ページにのぼる。販路開拓や顧客拡大のためにホームページを開設している企業にとって、インターネットの利用に16億という情報の”大密林”の中から自社のページを探し出してもらうことが重要になってきます。

 検索されないホームページ 日経プラス1「デジタルスパイス」山根一眞 氏のコラムで紹介されました。(日経新聞 2001 12/8)

 ホームページを制作するにあたり、読者とどういう言葉(思い)でコミュニケーションを図りたいのか、また、逆に読者の立場だったらどんなイメージでアクセスを試みようとするのか、いわゆるホームページのコンセプト(意思)が検索にとって重要になります。このコンセプトが読者とを結ぶキーワードです。様々な立案プロセスの中で、コンセプトの確立がなされ、行動プランや設計図となって実際の形となります。検索のされ方として、商品名や事業名を知らない人が、このコンセプトをキーワードとして検索し、結果としてブランド名やメーカー名をそのホームページで知るのが一般的です。このキーワード検索の特長を知り、この手だてを各ホームページに施すことが ネット戦略です。

 今、私は、集大成の仕事として「大家ネット」の大成を計っています。ネットワークづくりは、農業のように生物学的な生成過程をたどります。時間が掛かります。しかし、種を蒔けば、何が実るか分かる人は頑張れますよね!

 →意思のあるホームページ

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by Noboru Hirabayashi