ネットワーク経済
一人では決してできなかったことが、やり方を変えれば、いとも簡単にできてしまう。それがネットワーク戦略です。自立した個人が、ネットワークで結ばれると、大企業、あるいは国家を遥かに越えた事業ができます。象徴的なプロジェクトがインターネットです。インターネットは情報のシェアリングを、MLM(ネットワークビジネス)は、富のシェアリングをしています。
流通を生活者、消費者の立場から捉えると、一方的に、お金を支払うだけです。これが、一部でも戻ってくればありがたいですね。これを可能にしているのが、MLMです。作ることはメーカーで、売ることはユーザーに委ね、売ることを消費者に任せています。これに、私たち消費者が参画することにより、自分のネットワーク(販売網)を育て、そこからの売上に応じた手数料がシェアリングされる仕組みです。
産業構造も大きく変化しています。
新しい観点で、経営手法を見直す必要があります。今、流動している経費(損金)に着目します。MLMの仕組みを利用して、人件費の一部を、もう一度、企業(経営者)に還流させる手法です。社員の家計で賄う生活必需品が、MLM方式で流通すると、給料の一部がもう一度会社に戻ることになります。しかも社員も同様に個人事業主として参加できるので、会社のためと言うより、むしろ、自分の家族のために活動しますので、雇用関係のないところでそれぞれが収入を得ることになります。
経営者も従業員も生活者としての側面があります。発想の転換で、労使協同の生活保障制度ができます。社員の立場から捉えても、家族の大黒柱として、家族の生活保障を考える時、このWin-Win制度は有効です。会社という縁を生かし、共に助け合って生きていける受け皿(社会保障制度)を民間の力でつくることができます。
これからは、コストをかけないで結果を出すEコマースの時代です。
企業経営は、週40時間で収支を出す事業と言われています。残りの時間は、経営から見るとロスタイムです。にも関わらず、すべての事業コスト(人件費、家賃、保険、リース、税金、借入利息等、)は、24時間、365日休むことなく掛かってきています。ロスタイムを埋める経営がネットワークの働きで可能となります。経営の着目点が、ロスタイムに向くのは当然の成り行きです。変革時代を生きる経営者は、ネットワーク(インターネット)の機能を経営に積極的に取り込み、現業を補完する表裏一体の経営戦略が必要です。
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